これからの2年間、県の社会保険労務士会の労務相談員の委嘱を受けました。
すでに4年間やらせていただいています。



仕事の内容は、おおよそ1か月半に一回程度のペースで、無料電話相談に応じることです。

会社側からの相談もあれば、労働者側からの相談もあり、老若男女問わずとはこのことです。

本当にいろいろな相談があり、常に自分の知識と経験を高めることが求められます。

 

健康保険の被扶養者になれるかどうかなどといった事実の確認の相談もありますが…

ハラスメントにあったとか、解雇されそうになっているとかといったセンシティブな相談もあります。

 

最初の頃は、電話が鳴るたびにドキッとしていましたが、ようやく慣れてきました。



かつてこのお仕事を取りまとめていらした先輩の社会保険労務士さんから…

「労務相談は、人生相談だと思って対応してください」と言われました。

 

相談事の背景には、その人の人生そのものがあることが多いです。

どういった助言がベストなのか考えることは、なかなか難しい場合があります。
いつも「人生相談」だと思って、杓子定規に対応するのではなく、お困りごとに少しでも心を寄せることに努めています。

 

電話の最後に、「ありがとうございました」と言われると、自分のやりがいが高まります。

あらためて、2年間頑張りたいと思います。