これから先、約10年間、毎年昇給の保障があったなら…。
6月4日の日経朝刊からご紹介します。

 

 

ゼンショー、30年まで毎年賃上げ

 

 

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牛丼店「すき家」などを展開する外食最大手のゼンショーホールディングス(HD)が、基本給の底上げを示すベースアップ(ベア)を2030年まで毎年実施する。労使で合意した。定期昇給分も含めた毎年の賃上げ率は2%程度とする。新型コロナウイルスの影響で足元の業績は厳しいが、中期で優秀な人材を確保するために異例の長期合意に踏み切った。

 

ベアの対象はゼンショーHDに在籍する組合員約1180人。有価証券報告書によると、ゼンショーHDの19年度の平均給与は618万円だった。吉野家ホールディングスの706万円や「丸亀製麺」のトリドールホールディングスの733万円より低かった。

 

ベアは13年以来続けており、30年まで実施すると18年連続となる。労使合意には業績悪化による一時解雇はしないことも盛り込んだ。

 

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