昨日は、U-24日本代表がジャマイカ(A代表)と対戦。
6月下旬に発表が予定されている最終メンバーの選考という意味合いもある試合でした。
U-24日本 4-0 ジャマイカ
1998年、初出場したフランスワールドカップのグループリーグでは、0勝2敗同士の戦いでジャマイカに負けました。
その試合では、中山ゴン選手が日本としてワールドカップ史上、初得点をあげました。
あれから20年以上が経ちますが、ジャマイカにはU-24で楽勝できるようになりました。
先発メンバーでは、左サイドに、三笘、田中碧、旗手選手の川崎フロンターレ勢が揃い踏み。
コンビネーションに期待しました。
前半は、U-24日本代表ペース(相手シュートは1)。
32分、久保選手がスローインからそのまま持ち込んでゴール。
それまでシュートチャンスを遠慮したり、ゴールポストに嫌われていましたが、キッチリ決めました。
何人かの相手選手の股を抜きましたが、それ全てを狙っていたのなら神技。
42分、遠藤選手が、ミドルでゴールを決めました。
老獪にコントロールしました。
オーバーエージ枠としての落ち着きがありました。
後半も、U-24日本代表ペースでした(相手シュートは0)
57分、三笘選手が中央を強引に切り裂くドリブルから、上田選手へスルーパス…。
上田選手は、落ち着いてループシュートを決めました。
三笘選手と旗手選手は揃って、この後の60分で交替。
三笘選手は、あのドリブルのプレーまで持ってない感があるように思えただけに、息を吹き返した形でベンチに下がることができて良かったと思います。
旗手選手は、運動量が多く、攻撃にもよく顔を出していました…左SBとして合格点でしょう。
64分には、堂安選手が決めました。
アシストした相馬選手への久保選手のスルーパスが良かったです。
相馬選手は、自分でシュートに持って行きたかったでしょうね。
堂安選手は、利き足の左足で落ち着いて決めました。
75分、三好選手が途中出場。
これまでこのチームで背番号10を背負ってきた三好選手に与えられた時間は、わずか15分。
早速、GKに詰めたプレー、あれはゴールでしたね。
得点になっていた方が形として結果が残りますが、アピールはできたと思います。
45分のショートコーナーからの上田選手へのクロスの精度も良かったです。
生き残りに首の皮一枚繋がったといった感じでしょうか。
田中碧選手は相手選手が体を寄せてくるものの、球離れが早く、うまく相手をいなしていました。
試合間隔が空きましたから、頭の中がリフレッシュできていたのではないでしょうか。
安定していたのは、オーバーエージの3選手。
守備が安定しますし、経験豊富ですから安心して見ることができます。
リオデジャネイロの時と一番違うのは、この点だと思います。
もしも開催されるのならば、今回のオリンピックには期待できそうな感じがします。
強豪国がいるグループに入ってしまいましたが、初戦をいい形で勝てると乗って行けるのではないかと思います。