現在、川崎浮世絵ギャラリーにて、「奇想の天才絵師 河鍋暁斎」が開催されています。

 


ゴールデンウィーク本番に入る前に行っておこうと思い、昨日の夕方に時間を作って行ってきました。



名前の読み方は「かわなべ きょうさい」です。

幕末から明治にかけて活躍した方です。
浮世絵の技術が相当進化していた頃なので、作品の色がカラフルと言いますか、ビビッドとでも言いますか…。



美人画・役者絵のような作品はありませんでした。
もともとそういう作品が無いのでしょうか。

風景画は少しだけ展示されていました。
川崎を描いたものが3点展示されています。

個性的な戯画を中心とした風刺の効いた作品が多かったように思います。


この方は、歌川国芳に入門した後、狩野派に再入門。
鹿鳴館を設計したジョサイア・コンコルドを弟子にしたことでも有名だそうです。
常識にとらわれない強烈な個性があったと言われています。



川崎市はまん延防止等重点措置が講じられており、「今は神奈川に来ないでください」と神奈川県知事がメッセージを出しています。
そのようなご時世でなかなかお勧めできませんが、この展示は5月9日(日)まで開催されています。