JFA(日本サッカー協会)にロールモデルコーチという役職があったのですね。

というか、新たに作ったのですかね。
そのロールモデルコーチに、川崎フロンターレFROの中村憲剛さんが就任しました。

ロールモデルコーチですから、略すと「RMC」かな?
お風呂とか、そういうのには関係ないのですね…当たり前だっつぅの。



JFAによるプレス発表を引用します。

 

ロールモデルコーチとして中村憲剛氏と契約

日本サッカー協会(JFA)はロールモデルコーチとして、中村憲剛氏を迎え入れることになりましたのでお知らせします。
今後、中村氏にはアンダーカテゴリーの日本代表チームをはじめ、JFAが取り組む若年層の強化および普及に関わる活動に参加してもらい、中村氏の持つ経験、知見を後進の育成に当ててもらいます。
直近の活動として来週12日(月)から高円宮記念JFA夢フィールドで始まるU-17日本代表候補トレーニングキャンプに参加します。

 

 

 

アンダーカテゴリーの選手達への指導が中心のようです。
すでに、鹿島アントラーズOBの内田篤人さんが、このロールモデルコーチに就任されています。

 

テレビ越しに見ていた元トップ選手に育成してもらえるのですから、モチベーションが上がるでしょうね。



前から思っていたのですが…
Jリーグが発足して間もなく30年。
選手達の第二の人生をどのようにフォローしていくのか、サッカー界全体で考えるべき時期に来ているのではないかと…。


OBたちの第二の人生は、各クラブや代表での指導者・フロント、解説者、タレントなど多様です。
サッカーの場合、選手寿命が短いです。
できる限り活躍の場を提供できるよう、サッカー界全体で考えても良いのではないかと思っています。

 

 

その点、川崎フロンターレは元選手をトップチームのコーチやフロントはもとより、アカデミーのコーチとして活躍の場を提供しています。


憲剛さんや内田さんのJFAロールモデルコーチ就任は、第二の人生の場の提供ではなく、これから日本サッカー界を担う若者たちの強化・育成です。
ただ、現役で頑張っている選手達が自分の将来を考えたとき、こうしてOBがいろいろな場で活躍することで勇気づけられるのかなと思います。