「川崎浮世絵ギャラリー」で、「黄金期の浮世絵師たち」展が開催中です。
https://ukiyo-e.gallery/
土曜日の川崎フロンターレの試合前に行って参りました。
緊急事態宣言が出ているので迷いましたが、この展覧会の前期が昨日(3月7日)までのため、行っておこうと思い…。
今回は、作者を一人に絞ったものではありません。
次代は、ほぼ1700年代後半のものが多いです。
良かった作品は…
鳥居清長による「女湯」。
題名の通り、女性数名が公衆浴場に入っているものです。
ボストン美術館とここ川崎にしかないそうなんですね。
それを考えると、大変ありがたいです。
それと、喜多川歌麿による「青楼十二時」という揃物が良かったです。
吉原の遊女の1日の生活を2時間ごとに描いたシリーズものです。
こういう生活をしていたのだなと興味深く見ることができました。
この手のシリーズ物は、揃っているものをすべて一度に見られることに価値があるように思います。
「お前は、そういう方面の作品にしか興味がないのか?」と言われそうですが(苦笑)。
前者は、希少価値があることに興味を持ちました。
後者は、吉原の遊女は女性からも憧れられることがあったそうで、そのきらびやかな着物や簪(かんざし)に興味を持ちました。
浮世絵師でメジャーなところでは、東洲斎写楽という名前は聞いたことがあるかと思います。
後期には、写楽の作品が展示されるそうです。
前期は昨日で終了し、後期は3月13日(土)から4月4日(日)の開催です。
お時間があればぜひ!