昨日の天皇杯秋田戦…



川崎2-0秋田



カテゴリーは違っても、守備が固いクラブが相手だと楽には勝たせて貰えないことが分かった試合でした。



秋田の攻撃に怖さはないのですが、ロングスローって不気味です。
ロングスローの場合、CKやFKと違って、ヘディングでボールを大きく弾き返すことができません。
ボールがこぼれた場合、そのままシュートを打たれるリスクが大きいので注意が必要です。
ロングスローの都度、ヒヤヒヤしながら観ていました。



前半…

1点目は、川崎の真骨頂でしょう。
狭いスペースでのパス交換から、三笘選手が斜めから飛び込み冷静に決めました。
GKに当てずに、うまくコースを突いたところは、さすが…。
そして、ラストパスを出したのは「お帰りなさい」の大島選手…こちらも、さすが…。

前半終了間際の田中碧選手のミドルが決まっていれば、展開はかなり違っていたと思います。



後半…

ボールは持てるものの、得点を期待できそうな展開ではありませんでした。
「早く、憲剛出せよ!」と一人でブツブツ言っていました。

前半に決められなかった田中碧選手が、FKをうまくゴールに吸い込ませました。
距離が近かったので、噴かすかと予測していたのですが(ごめんなさい)。
ここで勝負ありでした。

一番ヒヤッとしたのは、後半9分、谷口選手とチョン ソンリョン選手の間にエアポケットが出来たような瞬間。
谷口選手がレッドカードをもらってしまうのではないかと、私はヒヤッとしたのですけど…。



総じて…

Jリーグアウォーズや優勝報告会があったせいなのか、エンジンがうまくかからなかった感があります。

それと、憲剛選手をあとせめてあと10分ぐらい早く投入できなかったかなぁ…。
別に、等々力のピッチが最後だからという訳ではなく、膠着状態が続いていたので早く投入しても良かったのではないかと思います。
小林悠選手の投入と同じタイミングで良かったのではないでしょうか。



総じて、ボール保持で圧倒しましたけど、もう少し得点出来ても良かったのではないかと思いました。

逆に、こういう試合内容の方が反省材料もあるでしょうから、決勝でうまくエンジンがかかりそうな気もします。



トーナメント戦は、「内容」よりも「勝つ」ことに意義があります。

焦れずに勝ち切ったことを素直に喜びたいと思います。



昨年の天皇杯、そして今年のルヴァンと新国立競技場まで駒を進めることができませんでした。

新国立競技場とは縁がないのではないかと心配していました。
元日に楽しみが出来たことに感謝です!




決勝の相手は、何度も天皇杯を制しているガンバ。

胸を借りるつもりで、挑みましょう!



最後に…
私の世代は、カセットテープと言えば「TDK」でした。
秋田さんにおかれましては、来季のJ2で旋風を巻き起こすことを期待しております。