唐突ですが…
柏との対戦では、2点差から引っ繰り返す試合が多々あります。
記憶に新しいところでは、2008年のホームゲームでの逆転勝利、そして2011年の逆転負け。
双方ともに参戦しましたが、2点差からの逆転ゲームは勝つと喜び、負けるとガッカリです…。
昨日のゲームも、2点差を引っ繰り返した試合でした。
川崎3-2柏
前半…
試合開始早々の守田選手からの横パスで、柏・オルンガ選手がGKチョン ソンリョン選手との交錯で倒れ、ヒヤッとしました。
相手をケガさせたではないかという意味と、ソンリョン選手にカードが出されるではないかという二つの意味合いで…。
あれは、アフリカの高身長の選手独特の脚がニューっと伸びたことによるのでしょうか。
きっと、守田選手もあそこまで脚が伸びるとは思っていなかったのでしょうね。
オルンガ選手がしばらく起き上がれないときは、申し訳ないことになったと焦りました。
14分の失点シーンは、山根選手が高さというか、オルンガ選手の馬力にやられた感あり…。
その後もジェジエウ選手が飛ばされたりと、「こんな選手がおるんか?」と感じるオルンガ選手でした。
後半…
46分、家長選手と三笘選手が同時投入され期待度が高まった直後、「何をやってんだ」的な失点…。
一つひとつのプレーが、結果としては中途半端だったんですかね。
49分、3分前の失点を取消すかの如く、「こうやって得点するんだよ」的な家長選手のヘッドによるゴール。
役者が違います…。
55分、相手GKのミスに乗じたダミアン弾。
この時点で、一気に逆転は時間の問題となりました。
その逆転弾を誰が決めるのか、それが三笘選手であってほしいとの一点にフォーカスされたと思います。
81分、三笘選手からのアシストを家長選手がGKとの1対1の中で冷静に決めました。
この後も引続き、「勝利」もさることながら、三笘選手による「新記録弾」を期待しましたが、達成できず…。
昨日の三笘選手はアシスト2の得点なし。
アシストが2つあるだけでもすごいことですが、得点の記録更新がならなかったことは残念です。
得点だけでなく、アシストも二桁の記録を残したことに彼のプレーの幅広さを感じるべきなのでしょうね。
後半は、危ない時間帯もありましたが、総じて川崎ペースでした。
「オルンガはどこにおるんか?」と言いたくなるほど、封じ込めた後半でした。
試合を終えて心配なのは、またまた登里選手。
交代でベンチに戻る時のシーンは見ていても痛々しかったです。
天皇杯の試合で絶対に欠かせない選手なので、本当に心配なんですけど…。
あの前に、痛そうなシーンがあったので、そこで替えておくべきではなかったかと…。
結果として、0-2から3-2に引っ繰り返したゲームでした。
先発メンバーの選手層を落としつつ、後半からあるべき姿に戻して勝てました。
オルンガ選手、クリスティアーノ選手、江坂選手といった強力攻撃陣を擁する柏に2点ビハインドから勝てたことを素直に喜びたいです。
家長選手が出場した後半から急激にテンポが変わったと思います。
私は、憲剛選手が引退した後、背番号「14」は家長選手にお任せしてほしいと思っています。
「14」を着けるに相応しい選手が家長選手であることが、この1年であらためて分かりました。
さぁ、ここから天皇杯ですね。
絶対獲ってもらわないと、良い正月となりません!
その前に、まずは準決勝を勝ち抜きましょう。
最後になりますが…
リーグ戦34試合が滞りなく終わったことに感謝します。
今年も「J」にワクワクしました。
ありがとう!
J1は終わりましたが、今日のJ2の優勝決定戦(さすが!日程くん!)と、J3からJ2への残り1枠の昇格争いでワクワクさせていただきます。