昨夜のホーム浦和戦…



川崎3-1浦和



期待していた憲剛選手の先発出場に喜び、怪我だった登里選手の先発復帰に驚いた試合開始前でした。

試合開始後の感想から申しますと、やっぱり憲剛ですわ。

途中出場で試合の流れを「変える」ことができる選手でもありますが、やっぱり最初から試合に出て、試合を「作る」ことの方が適性が高い選手なんだなぁと感じました。


この時期にフル出場でき、アシストを決めることができる選手が、なぜ引退するのかという大きな疑問を感じるぐらいの働きでした(苦笑)。



前半…


押せ押せの入りの最中、PKでの1失点。
詳しいことは分かりませんが、PKではなかったような気もします。
大分戦ではPKで泣きましたから、嫌な流れでした。

石川啄木の「働けどはたらけどなお、わがくらし楽にならざり」ではないですが、「(シュートを)打てども打てども、得点で試合展開が楽にならざり」の前半でした。



後半…

守田選手の目が覚めるような値千金のミドルが炸裂!
おめでとう!初ゴール!

リーグ戦自体での初ゴールだったんですね。
このゴールの後、等々力名物のゴールラッシュがあることを予想した人は多いと思います。


予想通り…

脇坂選手のワンタッチから、右SB山根選手のクロスを三笘選手が綺麗に頭で決めて2点目。
新人最多ゴール記録に、ようやく並びました。
最終節で、新記録を作りましょう!

三笘選手のプレーに関して言えば、昨日はドリブルがとても良かったです。
登里選手が左SBに帰ってきたことによる効果かなぁと思います。
後ろに登里選手がいることで、安心して三笘選手が前に出られた感じではないでしょうか。


そして、憲剛選手のアシストをエース・小林悠選手が決めて3点目。
あの憲剛選手のノールックのアシスト、何?
後ろに目がついてるのか…凄すぎる。
そのアシストを決めた小林悠選手のゴールへ向かうタイミングも絶妙でした。
こういうスーパープレーを観るにつけ、川崎市民で良かったと思います。



私は、小林悠選手と三笘選手は後半から起用すべきということを主張してきました。
言い訳をさせていただきたいのですが、中村憲剛選手が先発出場するのであれば話は別。

天皇杯では、この起用の仕方が一つのポイントになるのではないかと思います。

 



昨日、フロンターレ自身が持つ2006年の年間最多ゴール記録を、84から85へ更新しました。
あのときは、FWのジュニーニョ選手と我那覇選手はもとより、憲剛選手と谷口選手(「そこにタニ」の方)の両ボランチが10得点以上する異常な年でした。

そのときの得点数を上回ったのですから、今年の攻撃力を讃えるべきでしょう。

話しはズレますが、天皇杯では我那覇選手の在籍する福井ユナイテッドと戦う可能性もありますから楽しみです。



リーグ優勝を決めた後、勝てなかったフロンターレですが、昨日の試合で良い流れを作ることができました。
くどいですが、やっぱり憲剛でした。
憲剛選手がピッチに立ってくれれば、天皇杯も獲れるのでは…そんな期待を持たせてくれた一戦でした。



リーグ戦の2位はガンバ大阪に確定しました。
天皇杯決勝で戦う確率が高まりました。
決勝で戦うことができれば、胸を借りるつもりで戦いたいですね。