昨日の午前中、対戦相手の鹿島・永戸選手に新型コロナでの陽性反応が出たとの一報…。
心配でしたが、試合開催にこぎつけることができました。
鹿島にとっては、濃厚接触者の数名も出場できない非常事態でした。

鹿島のように管理体制がしっかりしていそうなクラブで新型コロナに罹患した選手が出たことに驚きました。
罹患した選手が早く治り、これ以上の罹患者が出ないことをお祈り申し上げます。

鹿島・奈良選手は、急遽の先発起用だったようです。
不幸中の幸いですが、彼の雄姿を見ることができました。
風紀委員的立場で申しますと、顎のひげはどうにかならんかと…。



川崎は、大島・長谷川選手が復帰。
大島選手はなぜに、こんなに長引いたのか?
長谷川選手は、「Re/☆☆☆ト(リスタート)」の立役者だと思っています…お帰りなさい!


代わりに、守田・旗手選手がベンチ入りせず…前節の札幌戦で精彩を欠いたためでしょうか…。


お久しぶりの下田選手のCKの安定感は、相変わらず目を見張るものがありました。



鹿島は、フォーメーションが常に4-4-2です。
Jリーグの王者ゆえ、相手がどこであっても自身のスタイルを崩しません。
川崎はその方が与しやすいのではないかと思っていました。
前節の札幌のように、荒野選手を前線に配してゼロトップとするような、いつもと違うフォーメーションの方が手を焼きます。
そういう意味で、昨夜は川崎有利かと思っていました。



川崎1-1鹿島



引分けで勝点1ということが久しぶりです。
アウェイで、しかも相手が鹿島なら引分けでもOKなんでしょう。

ですが、勝点3に慣れてしまったせいか、物足りなく感じます。



前半も後半もスタートは川崎ペースながら、徐々に鹿島ペースになりました。
勝てる要素がありつつも、負けそうな要素もありつつ…。
総じて、面白い一戦だったのでしょうが、先制していただけに勿体ない感はありました。


唯一の得点は、「憲剛さん、来年からは俺に任せてください」と言わんがばかりの脇坂弾。
あの距離・角度からのシュートは、脇坂選手は上手いイメージが強いです。


その後、危ない時間もありましたが、決定的に危ない訳でなく、安心して見ていられる時間帯の方が長かったです。


失点シーンは、仕方ないですね。
見事に押し込まれました。


夏頃ですと、あの時間帯に同点とされても絶対に勝ち越せるという勢いがありました。
いまは、それを期待できません(涙)。
勝点1を上げることが精一杯だったかなぁ…。


91分の相手の攻撃…遠藤選手のクロスからの山本選手のヘディングで「終わった」と思いました。

失点しなかったことはラッキーでした。


一つ言いたいのは…試合終了間際の相手・三竿選手の危険なタックルのプレーです。
まずはプレーを流して、そのプレーが途切れてから退場させて欲しかったです。
プレーを流してくれていれば、川崎にとっては得点できる確率が高かったシーンだったと思います。



2位・ガンバさん、仙台に完敗でしたね。
(言い方悪いですが)ガンバさんにとってボーナスステージだと思っていました。
長沢選手からハットトリックの恩返し弾を受けてしまいました。


川崎は勝点1で終わりましたが、ガンバが負けて楽になりました。



川崎の結果は引分けではありましたが、優勝へのステップを一つだけ先へ進めることができた一戦でした。