勝利の瞬間、「レジェンドチームへ勝ち上がっています」とのDAZNのアナウンサーの一言。
まだまだそんなことは思っていません。
あまり煽らないでくださーい…。
勝点差が「11」ありながら、引分けでもいいなんていう妥協の心はなく、あくまでも勝ちに行く…そんな魂を感じた一戦でした。
川崎3-1C大阪
前半…
入りは珍しく(?)、川崎ペースでした。
高い位置でボール奪取し、セレッソゴールに襲い掛かりました。
ジェジエウ選手がイエローカードをもらったあたりから、徐々にセレッソペース…。
飲水タイムで流れが変わるかと期待しましたが、その後もセレッソペース。
「やばいなぁ」と思っていたところ…
脇坂選手の思い切った振り抜きからのオウンゴール。
ただ、オウンゴールした相手DFは足を出さなければ、背後にいた小林悠選手に決められていたと思います。
仕方のないオウンゴールだったのではないでしょうか。
そして、後半…
前半と同様にまずは川崎ペース。
後半10分過ぎたぐらいから、またもやセレッソが徐々にボールを持つ展開。
後半17分、アーリークロスからの一撃…ピンポイントでどうしようもない失点でしょう。
こんなの止められません…相手を誉めましょう。
ここからは、ベンチワークの勝負の時間帯だったと思います。
選手交代によって、勝負が左右されます。
その点で言えば、早かったですね…川崎の選手交替は。
お久しぶりの大島選手と切り札の三笘選手投入。
大島選手、相手GKへのチャージでイエローカードもらいましたが、あのイエローは士気をあげると思います。
そして、飲水タイムの時点で、またもや二枚替え。
ダミアン選手の投入は、まだか?
そんな矢先に出場したダミアン選手…(言い方悪いですが)またもや、ごっつぁんゴール!!!
立ち位置が良いのでしょう。
旗手選手に0.5点あげましょう。
そして、三笘ゴール!
山根選手に0.5点あげましょう。
ここで勝負ありですね。
相手が強いC大阪、苦手な長居でもここから負けることはあり得ないです。
前半・後半ともに、右サイドの家長選手が左サイドに顔を出す機会が多かったです。
中央を固めるセレッソ相手ですから、右とか左とか関係なく、サイドでボールに触ることを心掛けたのでしょうか。
個人的に、柿谷選手と高木選手を投入されたらいやだなぁと思っていました。
柿谷選手といい、浦和在籍中の高木選手といい、これまで「やられた」感がありました。
戦術があるので何とも言えませんが、川崎は早目の交替、セレッソは交替が遅かった…ここに勝負の差があったのかもしれないです
前半も後半も良い入りをしつつ、途中からC大阪の攻撃に翻弄される時間帯がありました。
勝ったから言えるのかもしれないですけど、総じて良い試合だったと思います。
こういう試合を観戦できることを素直に喜びたいと思います。
これで、勝点差が「14」。
川崎フロンターレのバンディエイラ・憲剛選手の背番号と同じになりました。
今日、FC東京が勝てば勝点差は変わるかもしれないですけど、試合数を鑑みると2位はC大阪と考えておくべきでしょう。
まだまだ波乱はあると思いますが、2位を叩けた大きな1勝です。
危ない時間帯もありましたけど、それでも勝ち切った…「川崎魂」を感じた一戦でした。