昨夜の横浜F・マリノス戦…
相手が昨年のリーグ王者だからこそ勝たなければならない一戦でした。
この「勝ち」には大きな「価値」があります。
川崎3-1横浜FM
昨年の第33節では1-4の負けでしたから、少なくとも4-1でやり返したかったです。
あと1点、できればあと2点獲りたかったです。
川崎がフォーメーションを昨年までの4-2-3-1から4-3-3に変えたのは、昨年の第33節のマリノス戦で歯が立たなかったからだと思っています。
だからこそ、昨夜は4-3-3がマリノスにどこまで通用するのかを確認するゲームでした。
昨夜のゲームに限っては、4-3-3にフォーメーションを変更したことが功を奏したと言って良いでしょう。
このように、自分たちの立ち位置を分からせてくれるクラブが存在することは有難いです。
さて、前半…
失点が早かったです…はっきり言って、暗雲が立ち込めました。
守田選手の右足がちょっとだけ届かなかった…しゃぁない!
マルコス ジュニオール選手はさすが、昨年の得点王でシュートの精度が高かった。
その失点以降、フロンターレがビルドアップする時のマリノスの前線の選手のプレスが高かったです。
今年のフロンターレが目指していることを、逆にやられた時間帯でした。
何とか、このまま持ってくれ!せめて、飲水タイムまで!
修正されたのでしょうか、飲水タイム以降、川崎がボールを持てて、チャンスを作る回数が増えました。
脇坂選手からの三笘選手への決定的なパス。
そこから、三笘選手が右に切り返して、得意の左45度からのゴール。
それまで、三笘選手のシュートコースはマリノスDFに消されていたのですが、この得点の時はゴールへ一直線でした。
前半に追いつけて楽になりました。
そして、後半…
鬼木監督はマリノスよりも先手を打ち、後半開始から小林悠選手と旗手選手を投入しました。
私は、これが勝因だと思っています。
この2選手の投入で、前半から引き続き、さらに一層川崎がペースを掴むことができました。
マリノスも後半12分に三枚替えをしてきました。
それまでに川崎が2点追加していたことで、時すでに遅しだったように思います。
後半3分に家長選手、後半5分には新人コンビによる3点目(三笘選手の2点目)で試合を決定付けました。
またもや、5点獲るのかと期待しましたが、大粒の雨により仕留めることはできず…。
雨がなければ、4-1とか5-1で勝てていたと思います。
後半28分には、好調の斎藤学選手が登場。
コロナ禍でなく満員の日産スタジアムなら、マリノス名物(?)の移籍した選手へのブーイングが凄かったことでしょう。
昨夜は何としてでも、斎藤学選手に4点目を決めてほしかったです。
次のホームマリノス戦にとっておきましょう。
それにしても、すごい雨でした。
2009年のアウェイ鹿島戦の時のようなジャッジは嫌だよと思いながら、我が家のベランダから雨音を確認していました。
天気は西から崩れるのが常識だとかつてお世話になりました会社で教えられましたが、夏は東からも崩れるものなんですね。
雨雲は、千葉方面から羽田空港、我が家近辺を通過して、そして日産スタジアムのある小机方面に流れていました。
亜熱帯のスコールのようでした。
昨年の王者・マリノスにも勝ちました。
今後の対戦では、川崎に立ち向かってくる相手もいれば、過密日程につき川崎を捨てゲームにする相手も出てくる可能性があります。
相手がどのような布陣で臨んできても、常に得点は3以上、失点は0を目指した試合展開を期待します。
強いぞ!川崎!