タイトルの「ten」は連勝新記録の「10」を表現しました…。

大阪弁なら、このような感じでしょうか。
 

同一シーズンの連勝「10」で、新記録達成! 
おめでとう!!!
 

 

 

ガンバとの首位決戦のような痺れるゲームを予想していました。
結果は、痺れることのない有難い完勝でした。

前半で川崎がリードしたことで、セレッソさんのゲームプランが狂ったかな?
 

 

 

川崎5-2C大阪


 

川崎は昨年までの4-2-3-1から、今季は4-3-3の攻撃的フォーメーションに変えました。
守備がしっかりしたセレッソさんに対し、どこまで通用するのか楽しみな一戦でした。
 

 

 

前半…

7分に早くも失点。
不運な面もありましたが、仕方ないですな。
GKとの1対1を決め切った相手FWの決定力を称えましょう。
先制されて、早くもここから守備が引かれると嫌だなぁと思っていました。
 

それにしても、セレッソさんは4-4-2ってこともありますが、かつての鹿島さんのような固いサッカーをするイメージ強し。
 

21分…
FKのチャンスで、誰に合わせるんだろうと思って見ていましたところ、直接ゴールネットを揺らした脇坂弾。
この得点で盛り返しました。
 

 

そして、終了間際、うまくPKを貰いました。
スローで見ると確かにPKでした。

山根選手の上がりと、家長選手のテクニック(?)が奏功しました。
小林悠選手が蹴るのかと思いきや、PKを貰った家長選手がキッカー。
PKって相手GKとの「間」の勝負だと思うのですが、そんなことに構うことなく決めてくれました。
 

堅守のセレッソさんに先制されて、まさか前半でリードして折り返すことが出来るとは思いませんでした。

 

前半を終えて、前節の札幌戦の時のような高い位置でのパスカットや2〜3人で囲んでのボール奪取は見られませんでした。
あのようなプレーができると楽なのですが、そんなことはさせてくれないセレッソさん…守備が固い。
 

 

 

そして、後半…。

セレッソさんは、崩されての失点が少ないそうです。
川崎の前半の得点はセットプレーからの得点だけでしたから、後半は2~3点「流れ」から獲りたいと思っていました。
 

53分、小林弾!
相手ゴール前でボールが繋がりました。
あんなのやられたら、相手は嫌だろうなぁ…。
ここで勝負ありかなと…。
あとは、得失点差をどこまで伸ばせるか…逆に言うと、セレッソの得失点差をどれだけマイナスにできるか。
 

そんな余裕をこいていたら、2失点目。
小林選手のクリアが、相手にラッキーなアシストになりました。
気にすることのない失点でしょう。
 

この後はセレッソの時間帯で、守備の時間帯が長くなりました。
 

嫌な雰囲気と思ったら、またもや三笘弾!
我那覇選手が得意とした右45度とは逆の左45度からのシュートが三笘選手の持ち味のようですね。
あんなにも狭いところを見事に決めました。
これで2点差がつき、残り時間を勘案すると楽になりました。
 

その直後に、ダミアン選手のごっつぁんゴール。
ノボリは、少し気の毒でした(笑)。
これで3点差。

あらためて、ここで勝負あり。


83分、危ないシーンがありましたけど、またもや12番目の選手のクロスバー君のナイスセーブ!

85分、守田選手のミドル。
GK正面で決まらなかったですが、あれは次に繋がるシュートだと思います。
今後のゲームで膠着した展開があったとして、あのような積極的なミドルシュートで試合を決めるシーンがあり得ると思います。

期待しています!
 

 

 

総じて、昨夜は力勝ち(「力負け」の反対の言葉)でした。

あらためて、同一シーズン「10」連勝という新記録達成、おめでとうございます。

暫定2位であり、苦手だったセレッソさんに勝って新記録を達成できたことを喜びましょう!

 

 

 

昨夜は、暫定2位セレッソを直接対決で下し、暫定3位ガンバは敗退しました。
名古屋は、最後の最後で勝ちましたね。
勝点差という意味では、首位・川崎は楽になりました。



こうして3つずつ、または一つずつ勝点を積み重ねて行くことで、寒くなった頃に大きな喜びを分かち合えるのだと思います。