塾や予備校の講師などの労働時間管理にありがちなお話しです。
1月28日の日経夕刊からご紹介します。
非常勤の授業外労働時間、明示せず 日本語学校に是正勧告
ここから
東京都新宿区の「千駄ケ谷日本語教育研究所付属日本語学校」が、非常勤講師の勤務時間について、授業以外の資料作成などにかかる時間を労働条件通知書に明示していなかったとして、運営する「ベスト・コミュニケーションズ」(新宿区)が、新宿労働基準監督署から是正勧告を受けていたことが27日、分かった。勧告は17日付。
講師らが加入する大学等教職員組合が27日、都内で記者会見し明らかにした。学校理事長を務める同社の吉岡正毅代表は勧告の事実を認め、「講師が授業以外に働いた時間を正確に把握するなど、勧告に従い早急に是正したい」としている。
組合と会社側によると、非常勤講師の給料は、授業1コマ(45分)当たりの単価と、担当したコマ数を掛けて算出。だが「授業の給料は付随する業務を含む」とされ、授業時間外にテストの採点や資料の作成をしても給料は増えないという。
ここまで
この記事の解説は、こちらからお入りください。一緒に考えてみましょう。