「マクロ経済スライド」という言葉を聞いたことがありますか?
1月24日の日経朝刊からご紹介します。
年金額0.2%増に抑制 20年度、マクロスライド2年連続発動
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厚生労働省は24日、2020年度の公的年金の受給額を19年度比で0.2%引き上げると発表した。厚生年金を受け取る夫婦2人のモデル世帯では月額22万724円と458円増える。2年連続のプラス改定となったが、給付額を抑制する「マクロ経済スライド」も初めて2年連続で発動する。賃金や物価の伸びより年金額の増加を抑えて、将来世代の給付に備える。
自営業者や学生が入る国民年金は満額で月額6万5141円と133円増える。国民年金を満額で受け取るためには40年間保険料を支払う必要がある。
受給額の計算に用いた賃金上昇率は0.3%だった。以前は賃金の変動に応じて年金額が決まる仕組みだったが、04年のマクロ経済スライドの導入で伸びが抑制されるようになり、20年度の増額率は0.2%にとどまった。
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