一昨日の激闘を終え、昨日はゲームの録画を見ました。

試合当日に思ったことを交えて、感想を綴ります。

 

長いので、適当に読み飛ばしてください。

 

 

 

まずは、メインスポンサーのヤマザキビスケット株式会社にお礼を申し上げます。
このような素晴らしい舞台を何年にもわたって作ってくださることに深く感謝します。


 

このブログは、選手名に「〇〇選手」という敬称を付けません。
ご了承ください。

 

 

 

一昨日、埼スタに向かう際、同行した妻と話していたのが…

 

・福森にFKでやられたりして…
・都倉が移籍してくれてよかった
・憲剛が後半の最後10分で出てきて、美味しいところを持って行くよ
・ダミアンと脇坂のコンビで大量得点もあるかもよ
・川崎が得点するとしたら、阿部ちゃんだよ
・緊張して舞い上がるのは札幌の方だから、今年は大丈夫じゃないか?

 

当たっていたものもあり、外れていたものもありますね。

 

 

 

さて、前半。


1失点目は、車屋が抜かれました。
その前の札幌の左WBから右WBへのロングパスが見事でした。
あの手のロングフィードをうまく使ってきますね。
この時点で失点し、「また今年も負けるのか?」と思ってしまいました。

 

 

川崎はボール保持するものの、最終ラインとボランチで回すことが多くボールが前に運ばれない。

川崎の陣形の4-2-3-1の4-2でボールを回し、3-1までボールが行かない。
3の両サイドの阿部ちゃんと家長はボールに触るものの、トップ下の脇坂へボールが届かない時間が続きました。

 

ボールを回しても相手がそれに釣られて動いていないんですよね。
これでは、相手が疲れない。
前半に疲れさせて後半に仕留めるというパターンに持って行けない…。

 

と言いつつ、シュートまで持って行けることは何度かありましたけど、ゴールバーとポストに弾かれる不運。
「このままズルズル後半に行くのかなぁ」とモヤモヤ感満載の前半でした…。

 

 

そんな前半の最後の1プレーでの阿部ちゃんのゴール。
よくあんなに狭いところを抜くことができました。
ゴールポストかGKに当たって弾かれてもおかしくなかった。

 

この得点は大きかったです。
前半で追いつけましたし、何と言っても、川崎フロンターレ初のルヴァン決勝での得点です。
「後半は行けるんじゃないか」と大きな期待を持てました。

 

 

 

そして、後半。

 

後半10分過ぎの脇坂選手の2発のビッグチャンスを外したシーン。
一つ目は、右から来たボールを右足で蹴るのですから、難しいのでしょうね。
二つ目は決めなければならなかった。
直前に外していたから、焦りがあったのでしょうか?
「まだ若いんだし、この悔しさを別の機会で晴らそう!」と申し上げます。
勝てたから言えるセリフですが…。

 

 

その後、憲剛、小林悠を投入。
脇坂、ダミアンが持っていない日だったように思われますし、この交代は予定通りでしょう。

 

「憲剛と小林悠のコンビになってから、あまりシュートを打ててないんだよなぁ」と妻にぼやいた矢先に、小林悠の得点。
1対1を見事に決めました。


時間帯を考えると、この得点で誰しもが「頂きました」と思ったことでしょう。
「これで勝った」と思いました。

 

 

しかしながら、またもや後半ロスタイムで失点。
ラスト1プレーのCK。
妻に「決められたりして…」と冗談で言った直後、本当に失点。
ロスタイム4分を過ぎた49分49秒での失点…。
今季何度となく見てきた、既視感があるシーンでした。

 

 

 

そして、延長戦へ。

 

谷口が一発レッドのシーン。
足を入れた後に、左手でチャナティップを押したところが「決定機を阻止したということ」でしょうか。
足だけなら、イエローで終わったのかもと思いました。
違います?

 

福森のFKは見事でした。

同期の大島と一緒に、フロンターレを支えてほしかった選手だということを認識させられました。

 

あのゴールは、福森を褒めるしかない。
身長の低い大島・長谷川の頭上を狙っていたみたいです。

 

FKが外れていたならばまだしも、CBを1名失うわ、1点差を付けられるわ。

この時点で、「またもや、今年も?」と暗雲垂れ込めました。

 

 

1点差を付けられ、マイナス1名のハンデをもって延長後半へ。
とにかく同点に追いついてほしい。
妻に「セットプレーからの得点ぐらいしか可能性が見当たらないよな」と話していた矢先です。

憲剛のCK、山村のシュートのこぼれ球、小林悠の同点弾で息を吹き返しました。
その後は、同点で延長線を終えるので精一杯でした。

 

 

 

そして、PKへ

PKの場所って、コイントスで決めるんですね…知らなかったぁ。
小林悠キャプテンが、しっかりフロンターレ側の場所を獲ってくれました。
これが一番大きかったかも…。

 

 

 

蹴る時も、GK新井が守る時も、祈るような気持ちでした。

 

憲剛のときは、まさか外すんじゃないかと心配しましたが難なく決めました。
その後、煽りましたね

 

車屋が4人目で出てきたとき「嫌な予感」と言ってしまいました。
そして、その悪い予感が当たってしまいました。
浮かせたボールの怖いところです。
小林悠がすぐに車屋のところへ行ったシーンが印象的でした。

 

 

札幌の5人目・6人目は雰囲気に飲まれていましたね。
特に、6人目の選手は見ていて可哀そうだった。
雰囲気に飲まれて目が泳いでいて…。
勢いをつけてズドンと蹴ればよかったんでしょうけど、タイミングを駆け引きすることに精一杯で、コースも何も狙えなかった感じでしょうか。

 

GK新井は2つ止めました。
MVPに相応しい働きで、川崎をカップ戦初優勝に導いた立役者の一人となりました。

 

 

 

スポーツニュースでは、小林悠の得点や、札幌のCKからの得点などを中心に、この試合を2~3分にまとめます。
思うんですけど…この試合に関しては、数分にまとめては勿体ないと思います。
疲れますけど、120分+PK戦を見るに値するゲームです。

 

足を引きずりながらプレーするノボリ、ファイトする家長…そんな数字にはあらわれない選手の活躍を目に焼き付けるべきゲームだったと思います。

 

 

 

フジテレビさんには、試合の終わりのテロップで「川崎フロンターレ悲観の初制覇」と流されました(笑)が、ようやく掴んだ「悲願の初制覇」を大いに喜べた週末でした。

 

 

 

最後に…

我が家の近くに銭湯が一軒あるのですけど、店頭のポスターの上に「祝 優勝」とステッカーが貼られていました。

お風呂屋さんが貼ってくれたのですかね。

かつて、風呂の日でそれなりに恩恵はあったかと…私も一度だけ、この銭湯に行ったことがあります。

本当に川崎全体が喜びました!

 

 


 

追記:

不思議に思うことが二つ。


決勝のゲームは、予約上は満席だったのに、なぜあんなに空席があったのでしょうか?

そういうものなんでしょうか?

 

浦和美園駅の先は、埼スタ方向に延伸できないのでしょうか?