つ昨日の男子のMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)、見応えがありました。
面白かったです。
まずは、中村匠吾選手と服部勇馬選手の東京オリンピック代表内定、おめでとうございます。
この後の3つの大会で2時間5分49秒を突破する選手がいなければ、大迫傑選手の代表が決定するそうです。
2時間5分49秒を切るのは、相当ハードルが高いと思います。
3人目の選手は、ほぼ大迫選手で決まりかな…。
まず、設楽悠太選手の飛び出しに驚かされました。
途中で失速しましたが、一つの戦略というか、賭けでしょうから、本人は納得されているのでは?
これが冬のレースであれば、失速の度合いも抑えられたのかもしれませんね。
途中、中村匠吾選手、服部勇馬選手、大迫傑選手、鈴木健吾選手といった箱根駅伝を賑わせた選手中心に2位集団が形成されました。
このメンバーだったら、中村選手が行くのではないかと思っていました。
というのが、私は中村選手の走りに強烈な印象を受けたことがあります。
私の母校が箱根駅伝で初優勝した2015年の1区で区間賞を獲ったのが、駒澤大・中村選手でした。
この1区では、トップ集団4人の中で、何度か中村選手一人だけ脱落したのですが、最後はロングスパートで区間賞に…。
下の動画を15分ぐらいからご覧になってみてください。
粘り強いです。
その粘り強さで、昨日も第2集団の中から抜け出すのではないかと予想したわけです。
中村選手は富士通所属であることもあり、応援したいですね。
ちなみに、上記の動画では2区を東洋大・服部勇馬選手が走り、区間賞を獲ります。
この時の服部選手も強かった。
2015年の箱根駅伝の1区と2区の区間賞を獲った選手が、東京オリンピックへ…ということになります。
私の母校からは、橋本崚選手、神野大地選手、そして藤川拓也選手がMGCに出場。
ちなみに、同じく2015年の箱根駅伝では神野大地選手が5区、藤川拓也選手が9区でともに区間賞を獲りました。
昨日は、橋本選手(結果は5位)が、最後まで粘りました。
26.5キロ地点で2位集団に追い付いたときから、むちゃくちゃ燃えました!
箱根駅伝に出場できなかった悔しさを晴らすために競技を続けているそうです。
最後の坂で上位3人に離されましたが、頑張りました!
オリンピック出場の選考では、不透明感がある場合があります。
このMGCは分かり易くていいですよ。
見ていて本当に面白いレースでした。
テレビの前で、ゴールした選手一人ひとりに思わず拍手を送りました。
出場した選手の皆さん、お疲れ様でした。