夏の高校野球…履正社高校の初優勝、おめでとうございます。
深紅の優勝旗が、大阪・豊中へ!

 

 

 

決勝の組み合わせを見たとき、星陵が勝つんだろうなぁと予想していました。
春の選抜での対戦で、履正社打線は、星陵・奥川投手をまったく打てなかったらしいですからね。

 

 

 

私が応援したのは、履正社です。
約8年間、豊中に住んでいましたし、愚息に至っては豊中生まれです。
できることなら、自分が住んだご縁のある町の学校が勝てばなぁと願っていました。

 

星稜には、昔お世話になった方が卒業生としていらっしゃり、こちらも勝って欲しいなぁと思っていました。

 

 

 

ところで、夏の高校野球の第一回大会は、豊中で開催されたことをご存知でしょうか?
https://www.city.toyonaka.osaka.jp/joho/shoukai/gaiyou/baseball.html

 

阪急宝塚線豊中駅の近くにモニュメントがあり、その前をよく通ったものです。

 

そんな豊中に深紅の優勝旗が還ります!
(第一回大会から、深紅の優勝旗が授与されたかどうかは知りませんが(スミマセン))。

 

 

 

「獲られたら、獲り返す」という典型的なゲームでした。

 

 

星陵がまず先行すると、次の回で履正社が逆転。
終盤、星陵が追いつくと、次の回で履正社が突き放す。
履正社にとっては、好投手の星稜・奥川投手を相手に最高の試合運びができたのだと思います。

 

 

残念だったことに、星陵は拙攻が多かったですね。
盗塁や牽制球でのアウトや、ダブルプレーを取られたり、一つ先の塁に走者を進ませられないケースがしばしば…。

それだけ履正社の守備が鍛えられていたのだと思います。


一方の履正社は、特に8回表の攻撃で、ノーアウト2塁から確実にバントで3塁に走者を送り、その後の得点に繋ぎました。

大舞台では、小技って大切だなぁと痛感しました。
この辺りの差が、結果に出たのではないでしょうか。

 

 

そして、履正社のリリーフ岩崎投手は、あのシーンでマウンドに送られてよく抑えました。
私は、投手交代のタイミングが1ポイントか2ポイント遅れたのではないかと思っていました。
押せ押せの星稜打線に対し、カットボールが冴えて、うまく切り抜けました。

 

 

 

本当に、見応えのある決勝戦でした。
結果は、履正社の優勝となりましたが、星陵が勝っていてもおかしくなかった試合です。

星稜高校ナインには、胸を張って金沢に帰っていただきたいです。

 

最後になりますが、高校球児のみなさん、お疲れ様でした。