ひっ迫した雇用情勢の影響で、長期の失業者も減少しているようです。
11月7日の日経朝刊から抜粋します。

 

 

長期失業 最少の48万人 7~9月、ピークの4割 人手不足で求人条件緩く

 

 

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仕事を探している期間が1年間を超える失業者が減っている。総務省が6日発表した調査によると、こうした長期失業者は2018年7~9月期に48万人と、四半期調査を始めた02年以降で最も少なかった。人手不足で経験を問わない求人が増えたことが主因で、ピークの10年7~9月期の4割弱まで減った。長期失業者が仕事に就いて技能を身につければ国全体の生産性向上につながる。

 

足元の労働市場は売り手優位だ。仕事を探す人1人に何人分の求人があるかを示す有効求人倍率(季節調整値)は9月に1.64倍と44年ぶりの高水準にある。企業は人材を確保するため、求人の条件を緩めている。

 

エン・ジャパンによると、直近1年間の正社員求人で、転職までの期間が空いていてもかまわないとする件数は3年前に比べて3.6倍に上った。経験を問わない求人は2.3倍だった。医療や介護などが受け皿になっているとみられる。

 

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