何気ない言葉の「おつかれさま」や「おつかれさまです」…。
それに関するカルビーのCEOの方によるコラムを5月7日の日経夕刊から抜粋します。

 

 

おつかれさま撲滅運動

 

 

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「おつかれさま」。これが日本の朝の挨拶なのか! 朝から疲れていたら仕事にならない。朝の挨拶は「おはようございます」、午後に会ったら「こんにちは」だ。

 

こんな悪い習慣は誰がいつから始めたのだろうか。日本の多くの職場で当たり前のように使われていて、ほとんど誰も不思議に思っていない。

 

9年前、今の会社に会長兼CEOという名ばかり大げさな役職で入社した私はまずこんなことの改革から始めた。会社の経営状態が危機ということではなかったが、2000年代に入って以降、成長は止まっていた。利益は全く低迷していた。しかし、可能性は秘めていると確信した。大きな変革を欲していた。その手始めが「おつかれさま」「おつかれ!」を「使うな!」だった。

 

私の変革はこんなことから始まり、少しずつ核心に近づけていった。多くの素直な従業員のお陰(かげ)で少しは改革できたはずだ。

 

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