GW初日に、總持寺へ行って参りました。
お隣の鶴見にありますから、近いもんです。
總持寺は、福井の永平寺と並ぶ曹洞宗の大本山です。
敷地は広く、建物も大きいです。
三門
大祖堂
佛殿
同じ禅宗の臨済宗とは、伽藍配置が異なります。
北鎌倉の建長寺や円覚寺といった臨済宗のお寺の場合、三門、仏殿、法堂(円覚寺の法堂は消失)、方丈が縦一列に並んでいます。
總持寺は三門をくぐり、右へ曲がると大祖堂と佛殿が並び建ちます。
宗派が違えば、配置も異なるのですかね…。
以前聞いたのですが、臨済宗と曹洞宗の違いを「臨済将軍、曹洞士民」と言うそうです。
臨済宗が時の中央の武家政権に支持され、政治・文化の場面で重んじられたのに対し、曹洞宗は地方武家、豪族、下級武士、一般民衆に広まったそうです。
同じ禅宗でも違うものなのですね。
いつか、福井・永平寺に行ってみたいんですよねぇ…。