先日、上野の東京都美術館で開催されている「ボストン美術館の至宝展」へ行って参りました。
ボストンでしかお目にかかれない名画を、上野で見られることはありがたいものです。
私が一番良かったのは、英一蝶(はなぶさいっちょう)が描いた「涅槃図」です。
真ん中にお釈迦様が横たわり、そのまわりで弟子や動物たちが悲しんでいるとても大きな絵です(高さ2.7メートル、幅1.9メートル)。
大修復を終え、170年ぶりに太平洋を渡って日本に戻ってきたこの作品。
「奇跡の里帰り」と言われています。
他に人気があったのは、モネの「睡蓮」。
これは、何枚かある「睡蓮」のうちの一つだそうです。
他には、ゴッホの「ルーラン夫妻の肖像画」。
展示室の外に飾ってあった大型ポスターでご紹介します。
左が、「郵便配達人ジョゼフ・ルーラン」。
右が、「子守唄、ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン夫人」。
よくぞ、揃って日本へ来てくれました。
今回も、またもやグッズにつられてしまい、Tシャツを買ってしまいました。
喜多川歌麿の「三味線を弾く美人図」をデザインしたのだろうと思います。
ただ、弾いているのは三味線ではなく、ギターみたいですね。
この「ボストン美術館の至宝展」は、10月9日(祝・月)までの開催。
三連休で、上野へ足を運ばれてみてはいかがでしょうか?