少し前の話しなのですが、上野の森美術館で開催されている「片岡鶴太郎展 還暦紅 ~鶴が上野に還ってきた~」に行って参りました。

 

片岡鶴太郎展

 

 

 

この「還暦紅(かんれきくれない)」という言葉には、「還暦になっても暮れない」という気持ちが込められていると…館内の説明にそのように書いてあったような…。

 

 

 

鶴太郎さんは、はや還暦なんですね。
私のイメージでは、土曜日の夕方に放映されていた「鶴ちゃんのプッツン5」のイメージが強いです。

あの当時は、お顔といい、身体といい、丸々とされていました。
いまや、体重が40キロ強とかなりお痩せになられています。

 

 

毎朝2時に起床して、5時間かけてヨガ、呼吸法、瞑想をやっているそうです。
実は、私も人の勧めで、それに近いことをやっています…。そこまでの時間はかけていませんが…。

 

 


それにしても、鶴太郎さんは顔の堀が深く、味わいのあるご尊顔になったと思います。

 

 

 

この展覧会で有名なのは、この絵ではないでしょうか?

 

片岡鶴太郎展

 

 

 

展覧会のオープンと上野動物園の赤ちゃんパンダの誕生の時期が重なり、柱に描かれたものです。

この絵だけ写真撮影OKです。

 

 

この絵の題名は、「お誕生 おめでとう」です。

 

片岡鶴太郎展

 

 

これが、この絵を描いた際のパレットです。

 

片岡鶴太郎展

 

 


展覧されている作品を撮影することはできませんでしたが、魚、椿、金魚などの絵が多かったように思います。


金魚は一つ描くのに1時間もかかるそうで、大きな屏風のようなものにたくさんの金魚が描かれていました。

 

 


タモリさんや、黒柳徹子さんなどの肖像画のコーナーがあり、描かれた方から鶴太郎さんへのメッセージが飾られていました。

鶴太郎さんの交友関係の広さを伺い知ることができました。

 

 

 

グッズ売り場には、「知音(ちいん)」という鶴太郎さんプロデュースのお香が販売されていたのですが、ちょっと高くて手が出ませんでした(涙)。
ローズ、ジャスミン、白檀などを調合し、甘く官能的な香りというのがウリのお香です。
匂いを嗅いでみたところ、たしかにその通り…。
いまとなっては、購入しなかったことが心残り…。

 

 

 

週末、上野の森美術館へ足を運んでみてはいかがでしょうか?