サザンオールスターズの「思い出のスター・ダスト」という曲をご存知ですか?
「NUDE MAN」という1978年夏に発売されたアルバムの中の曲です。
このアルバムの1曲目は「DJ・コービーの伝説」という小林克也さんのことを歌った曲。
3曲目は「夏をあきらめて」という研ナオコさんも歌った曲。
その二つの曲の間に挟まれた2曲目に、何とも窮屈そうに位置するのが「思い出のスター・ダスト」です。
昨日、この「思い出のスター・ダスト」の題材となった「バー スターダスト」へ行ってきました。
JR東神奈川駅または京急仲木戸駅から徒歩1キロメートルのところに位置します。
約1年前、位置確認のためにジョギングがてら営業時間外の昼に行きました(→ここ)。
さて、その「バー スターダスト」…。
一人で行く勇気がなかったので、私の知り合いの中でももっともアメリカナイズされた(?)友人と一緒に行ってもらいました。
アメリカナイズされたというより、アメリカ好きかも?
一ヶ月後にも訪米するそうで、大リーグとビリージョエルのコンサートを楽しむそうです。
20回以上訪米しているとのこと…。
この「バー スターダスト」は、1954年にオープンしたそうです。
お店の奥には米軍基地があり、その軍人さん向けのお店なのでしょう。
「バー スターダスト」はドラマなどにもよく出てくるそうです。
この後にもお話しが出ますが、「LOVE AFFIAR~秘密のデート~」を主題歌としたTBS系ドラマ『Sweet Season』で椎名桔平さんと松嶋菜々子さんもいらしたそうです。
店内には、ジュークボックスが置いてありました。
若い人は「ジュークボックス」なんてご存知ないでしょ?
私世代には、とても懐かしいです(私が幼い頃はジュークボックスを喫茶店やゲームセンターでよく見かけました)。
このジュークボックスの上に、サザンオールスターズが「匂艶 THE NIGHT CLUB」のプロモーションビデオの撮影で訪れた際の写真が飾られていたのですが、写真撮影はNG…トホホ…。
ジュークボックスは、100円で3曲聴くことができます。
さっそくトライ…。
サザンの「LOVE AFFIAR~秘密のデート~」をまずは選曲。
続いて、「Unchained Melody」を選曲。
同行してもらった知人にも別の一曲を選曲してもらいました。
隣に座っていた常連さんもジュークボックスに100円を投入し、レコードが奏でる懐かしい「音」にしばらく耳を傾けました。
店員のお兄さんと話したのですが…
私「このジュークボックスは、レコードで演奏されているんですか?」
店員「はい、そうです。CDではなく、レコードです」
私「サザンの『LOVE AFFIAR』は、1998年頃の曲で当時はCDが主流ですけど、その頃、レコードがあったんですか?」
店員「そこは分からないんですよ。ジュークボックスの中の曲では、この曲が一番新しいんですよ」
ご当地・横浜だからか、「LOVE AFFIAR~秘密のデート~」をここではジュークボックスで聴けます。
ノスタルジック感が満載な店内…。
時計の針が何十年か逆戻りした、不思議なひと時でした。
帰る頃には、ネオンも灯りました。
店の前で、私自身の写真を撮ってもらいましたが分かりづらいですね…。
オールド・アメリカを感じたい方は、ぜひ東神奈川へ…。