先日、ちょっくら上野(国立科学博物館)へ足を運び、「大英自然史博物館展」へ行ってきました。

 

大英自然史博物館展

 

 

 

大英自然史博物館には8000万点の収蔵標本があり、そのうちで選りすぐられた約370点が上野の国立科学博物館に展示されています。

 

 

 

このようなところへ足を運ぶ機会はあまりないのですが、そんなに有名なものが来ているのであれば、ちょっと行ってみようか…こんなノリで行ってみました。

 

 

 

驚いたのが、展示物を写真撮影できること(フラッシュは不可)。
日本の感覚では、このような展示物は写真撮影できないと思っていました。

いくつかご紹介します。

 

 

 

まずは、始祖鳥の化石です。

 

大英自然史博物館展

 

大英自然史博物館展

 

始祖鳥って、遠い昔、理科で習ったなぁ…と、それぐらいの理解しかございません。

 

説明のパネルに、「始祖鳥は飛べたのか?飛べなかったのか? 始祖鳥は鳥類なのか?恐竜なのか? まだ答えは出ていない」と書かれていました。

 

 

 

ガラパゴスゾウガメです。

 

大英自然史博物館展

 

かの有名なダーウィンが飼っていたものだそうです。

 

 

 

ニホンアシカです。

 

大英自然史博物館展

 

説明にこのように書かれていました。


「ニホンアシカは日本と韓国の沿岸地域に生息したが、日本ではすでに絶滅したとされる。この個体は千島列島で無謀な収集を行ったヘンリー・スノーに捕獲され、横浜の貿易商アラン・オーストンが大英博物館に送ったものだ」

 

日本の近海に生息し、いまは絶滅しているニホンアシカが、遥か遠い地のロンドンで展示されているとは…。

 

 

 

一つひとつの展示物を食い入るようにご覧になられている方が多かったです。


始祖鳥の化石なんてそうそう見ることができませんからね。

 

私は新婚旅行と出張でロンドンには二度行きましたが、大英博物館には足を運びませんでしたので、良い機会でした。

 

 

 

この展示は、明後日6月11日(日)までです。
週末に、いかがでしょうか?