兼業をしている人の労災給付が、来年度から拡充しそうです。
5月3日の日経朝刊から抜粋します。

 


複数職場分の労災給付 厚労省、兼業の労働者保護

 

 

ここから
厚生労働省は労働者が仕事中のケガで働けなくなった場合に生活を支援する労災保険の給付を拡充する。

 

今の仕組みでは複数の企業で働いていても、負傷した際に働いていた1つの企業の賃金分しか補償されない。
複数の企業で得ている賃金に基づいて給付できるように制度を改める。
副業や兼業といった働き方の多様化にセーフティーネットを合わせる狙いだ。

 

厚労省は複数の企業で働いている人が労災認定された場合に、複数職場の賃金の合計額に基づいて給付額を計算する方式に改める。労働政策審議会での議論を経て関係法令を改正。早ければ来年度にも新しい仕組みを始める。
ここまで

 

 

この記事の解説は、こちらから(→ここ)。一緒に考えてみませんか?