鹿島アントラーズのクラブワールドカップ(CWC)における準優勝、おめでとうございます。
「おめでとうございます」よりも、「残念でしたね」と申し上げた方が、より適切かもしれませんね。
もしかすると、決勝戦でレアルマドリードに勝つことができたかもしれないところまで行けましたから、悔しいお気持ちでいっぱいかと思います。
かつて、川淵三郎さんが書かれた「Jの履歴書」を拝読したことがあります。
内容について、少し記憶が薄れましたが…
鹿島にJリーグのクラブができるとは、当時のJリーグ側はあまり想定していなかったと…。
〇万人以上のスタジアムが必要だと言って、鹿島側を諦めさせようと思ったら、きちんとスタジアムを作ったり…。
ジーコが日本に来るというときも、最初は他のチームへ行くお話があったけれども、鹿島が獲得に乗り出したりと…。
一つひとつのハードルをクリアしたクラブなのです。
いまでこそ、日本で18冠を達成した名門・鹿島アントラーズではありますが、クラブ創設の頃は相当のご苦労をなさったのだと思います。
そんな創設からのご苦労の延長戦上の今回のCWC準優勝。
悔しさはあろうかと思いますが、世界に「鹿島アントラーズ」という名前と、「日本のクラブチームも捨てたもんじゃないな」ということを知らせしめた今回の功績は大きいと思います。
本当にお疲れ様でした。
ここからは、少し毒を吐かせていただきます。
たしかに、鹿島は今回のCWCで頑張った…。
だけれども、私は個人的に年間勝点順位1位の浦和レッズにCWCに出場していただきたかった。
どちらのチームが好きとか嫌いとかではなく、一発勝負(短期決戦)のチャンピオンシップでの勝利よりも、年間34試合での勝点が一番多かったチームに、CWC出場の権利を与えるべきではなかったのかなと思います。
実際のところ、年間勝点順位3位の鹿島よりも、浦和レッズは勝点数が15も多いわけで…。
そのご苦労はどこへ行っちゃうの?
そういうルールだから、ここでどうこう言っても仕方がないんですけれどもね…。
もちろん、年間勝点順位2位に甘んじた川崎フロンターレにCWCに出場させるべきだったなんてことは申しませんけれどもね(苦笑)。
さぁ、CWCが終わったら、天皇杯!
もう一回、日本のサッカーで盛り上がりましょう!