憲剛にリーグ戦で優勝をさせてあげたかった。
その前に決勝戦で勝つことが前提ではありますが…。
そのためにも、昨日は勝ちたかった…。
川崎0-1鹿島
ホームで戦えて、しかも引き分けでも決勝へ進めるという2つのアドバンテージがあったにもかかわらず、川崎フロンターレは決勝戦へ駒を進めることができませんでした。
またしても、金崎選手にやられちゃいました。
2009年第32節のアウェイ大分戦でも、当時大分トリニータに在籍した金崎選手からの見事な折り返しをフェルナンジーニョ(現・ガイナーレ鳥取)に決められ、首位だった川崎は0-1で負けました。
実質、この失点で2009年シーズンの優勝を逃したようなものだったと思います。
それにしても昨日のゲーム…
やはり「守備」の差なんでしょうかね。
鹿島のことを「勝者のメンタリティー」があるって言いますけど、川崎がメンタル的に劣っていたとは全く思いません。
川崎の選手たちの「勝ちたい」という思いは、痛いほど伝わってきました…私には。
昨日もスカパー観戦でして、解説の元日本代表監督の岡田武史さんが言っていましたが、川崎は簡単にサイドからのクロスを上げさせ過ぎだと…。前半からそれを指摘していました。
案の定、そこからの失点。
左サイドからクロスを上げられて、金崎選手にヘディングで決められましたが、あそこは川崎の選手がスライディングでクロスを蹴るのを阻むべきだったとの解説…。
サッカーって細かなところの差が最終的な結果に出るものなんだなと痛感しました。
「攻撃」っていうのは、得点が入るときには入る…しかも、面白いように。
だけど、得点が入らないときって、本当に入らない…昨日のゲームのように。
野球なんかもそうですが、攻撃って水物なんですね。
鹿島は守備が固かったと思います。少なくとも、川崎よりは…。
鹿島の守備網により、川崎はパスの出しどころがなく、横へのパスしか回せない…。
登里選手が途中出場してから、左サイドをえぐるプレーが効果的でしたが、ゴールネットを揺らすには至りませんでした。
こういう大一番では「守備」が固いチームこそが勝ち抜けることができるのかもしれませんね。
だけど、私は「守備」を重視して1-0で勝つことを考えるのではなく、3点取られても4点獲り返すような常に相手ゴールネットを揺らす「攻撃」のことを考えるサッカーをする川崎フロンターレのようなスタイルが好きです。
昨日はちょっとの差で負けてしまいましたが、わりとサバサバしています。
もちろん、悔しさはありますよ!
何と言っても、「憲剛に優勝を!」と思っていましたから…。
四の五の言っても、負けは負け…。
来週のCSの決勝戦の2試合…日本におけるサッカーの最高峰のゲームを楽しませていただこうと思っています。
昨日、等々力にお集りになられた皆さん、お疲れ様でした。
そして、川崎フロンターレに関するリーグ戦は昨日で終了。
一年間、楽しませていただき、ありがとうございました。
今年は、特に楽しかった!!!