毎年この時期に、前年の労働相談結果の内容が公開されます。
6月13日の日経朝刊から抜粋します。
労働相談、パワハラ3年連続最多 昨年度、5%増の6万2,000件
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厚生労働省は12日、労働者と企業のトラブルを裁判に持ち込まずに迅速に解決する「個別労働紛争解決制度」の2014年度の利用状況をまとめた。
労働相談の内訳はパワーハラスメントにあたる「いじめ・嫌がらせ」が6万2,191件(13年度比5.1%増)で、3年連続で最多。全体の相談件数は23万8,806件(2.8%減)だった。
厚労省は「職場でのパワハラは労働問題であるという認識が広まり、相談する人が増えている」と分析している。
パワハラに次いで相談が多かったのは「解雇」(3万8,966件、11.4%減)で、「自己都合退職」(3万4,626件、4.8%増)が続いた。
同制度は裁判以外の紛争解決(ADR)の一つで2001年10月にスタート。全国の労働局や主要駅周辺などにある「総合労働相談コーナー」で相談を受け付けている。
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