年金の保険料を払っている者からすると、腹立たしい事件のご紹介です。
5月8日の日経朝刊から抜粋します。
年金を50年間不正受給か 両親が生存と偽る 詐欺容疑で逮捕
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死亡した両親が生きているように装い年金を不正受給したとして、岐阜県警恵那署は7日、同県恵那市長島町正家の無職、S容疑者(86)を詐欺などの疑いで逮捕した。
同署によると、S容疑者の父は1968年7月、母は1965年4月にそれぞれ死亡。生きていればいずれも110歳を超えていた。
約半世紀の間に総額5千万円以上を不正に受け取ったとみているが、大部分は公訴時効(7年)が成立している。
日本年金機構多治見事務所が、2人があまりに高齢のため恵那市に問い合わせ、死亡届が出されているのを確認。
今年3月に詐欺容疑などで告発していた。
機構の担当者は「現況届を受け取った以上、基本的には信用するしかなく不正受給に気付くのは難しい。防止策を検討していく」と話している。
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容疑者の氏名はイニシャルとしました。
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