聞き慣れない言葉かもしれませんが、「イクボス」。
2月14日の日経朝刊から抜粋します。
「イクボス」こうつくる
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育児や介護など私生活と仕事の両立を目指す部下の事情に配慮し、活躍を後押しする上司を「イクボス」と呼ぶ。
女性が働きやすい職場にするため、イクボスをどうつくり、増やしていくか。
「育児で都合がつかず会議の欠席をお願いしたとき、必要なら後で聞くので問題ない、と言っていただき助かりました。シール、貼っておきますね」
米製薬大手バクスターの日本法人(東京・港)でマネージャーを務めるAさん(42)は、こう言って上司の執行役員Bさん(56)が持つカードにシールを貼った。
カードの正体は「イクボスカード」。
裏には「育児・介護などで残業が難しい部下についてパフォーマンスで公平に評価している」「部下が急にひとり抜けても対応する方法を用意している」など12のチェックリストがある。
それに沿った行動をした上司に部下が「あなたはイクボスです」とシールを贈る仕組みだ。
バクスターは2014年から、働きやすい職場づくりと生産性向上のため、「イクボスキャンペーン」を始めた。
カードは「イクボス文化」を広めるため14年秋に導入した。
今月、シールの枚数も勘案して最もイクボス的だった人たちを表彰する。
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