先日の敬老の日に伴い、高齢者の人口の発表がありました。
9月15日の日経朝刊から抜粋します。
65歳以上 最多3296万人 総務省推計 総人口の25.9%に
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総務省が14日、敬老の日に合わせてまとめた15日時点の推計人口によると、65歳以上の高齢者人口は3296万人で過去最多だった。
1947~49年生まれの「団塊の世代」のうち、49年生まれが新たに65歳に達し、年内には同世代の全てが65歳以上となる。
8人に1人は75歳以上の後期高齢者で、高齢化社会が急速に進んでいる実態が浮き彫りになった。
65歳以上の高齢者人口は1年前より111万人増えた。
日本の総人口(1億2707万人)に占める高齢者の割合も25.9%(前年比0.9ポイント増)と過去最高を更新。
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団塊の世代といわれる1947年~1949年までの生まれの方々のうち、最後の年である1949年生まれの方が65歳に達しました。
つまり、団塊の世代のすべての方が老齢年金を受給し始めたということ(年金の繰り下げを希望している方もいらっしゃるのでしょうが)。
お身体を悪くして、医療費や介護の費用が必要となってくる可能性も高くなると思います。
高齢者の方々が長生きできる社会は大いに結構です。
しかし、これからは社会保障費(年金・医療・介護のための費用)が、これまで以上に加速度的に増えると思います。
これらの社会保障費の担い手は、基本的には現役世代です。つまり、いま働いている人です。
これらの財源の確保のため、消費税率をアップしたり、保険料自体がアップされたり…。
活力を失わないような国づくりを政府にはお願いしたいものです。