毎年秋になりますと、最低賃金が引き上げられます。今年もそれなりの水準で引き上げられそうです。そんな記事を7月15日の日経夕刊から抜粋します。


厚労相、最低賃金上げ「15円以上」 今年度、労働需給が改善

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田村憲久厚生労働相は15日の閣議後の記者会見で、2014年度の最低賃金の引き上げについて「昨年度並みか、それよりもいい成果が出ればありがたい」と述べた。
昨年度の最低賃金は、全国平均で15円引き上げて764円。
「今は労働需給が引き締まっており、賃金が上がるのが普通」として、15円以上の引き上げに期待を示した。
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接客業や小売業をはじめとしたサービス業では、この最低賃金は気になるところでしょう。
時給額を最低賃金額と揃えている会社の場合、そのまま人件費のアップとなります。


現在、神奈川県は868円 。東京都は1円高い869円。
秋には、900円に近い数字になりそうです。


都心あたりに行くと、外食産業では1,000円を超えるところもあると聞きます。
そうじゃないと人が集まらないのでしょうね。


「アルバイトが足りない」なんて記事をよく目にします。
需要と供給の関係により、厚労大臣が言う通り「賃金が上がるのが普通」の時代が来ている模様です。