自殺者数が減っています。そんな記事を6月3日の日経夕刊から抜粋します。


自殺者4年連続減少 昨年2.7万人

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政府は3日午前の閣議で2014年版自殺対策白書を決定した。13年の自殺者は2万7283人で、4年連続で減少した。15年ぶりに3万人を切った12年と比べ、さらに575人減った。

近年の月別自殺者数の最多を比較すると、09年、10年、12年が3月、11年が5月。いずれも年度が切り替わる時期に集中しており、入学や異動などによる生活の変化が背景にあることがうかがえる。

職業別でみると、無職者が最多の60.3%。次いで被雇用者・勤め人26.7%、自営業・家族従業者7.8%、学生・生徒3.4%など。

白書は「自殺の実態を明らかにするには、自殺に至る経過、自殺直前の心理状態を多角的に把握」する必要があるとし、遺族への面接調査実施などが重要と指摘した。
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自殺者の数は、何年間も3万人を超えていて、イメージとして「自殺者数=3万人」と頭の中で考えていました。
ですが、それが減少傾向にあります。
景気の回復なんかが影響しているのでしょうか。


このお亡くなりになった約2万7千人という数字には、過労自殺された方も含まれています。
会社勤めしている方の自殺(管理職を除く)は、年間8千人前後で推移しています。
そのような自殺も減っていくといいのですが…。