新卒の場合、大学4年の10月に内定、翌年の4月1日に入社というのが通常の採用慣行です。
その例外措置としての制度を創設した会社がありますので、2月28日の日経朝刊から抜粋します。
妊娠中の内定、30歳まで保持 ユニ・チャームが新制度
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ユニ・チャームは2015年度の新卒採用者から、出産を予定している女性に対し、同社の採用選考に合格すれば最長で30歳になるまで内定資格を保有できる人事制度を導入する。出産でキャリアを諦めていた女性に機会を与え有能な人材を発掘する。
対象者は就職活動中に妊娠していて、出産を控えている新卒の女性。営業や開発など職種に関係なく、同社の入社試験に合格すれば、最長で30歳になるまで入社資格を保有できる。
出産や育児が一段落した段階で入社することができるため、子育てや仕事の両立がしやすく短期間でキャリアを積んでもらう。
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お子さん用の紙おむつなどを製造している会社さんだからこその思い切った制度ですね。
新卒で就職するところ、30歳まで内定資格を保有できるというものです。
対象は、就職活動中に妊娠していて、出産を控えている新卒の女性…とのこと。
絶対数としてはかなり少ないというか、限りなくゼロに近い感じがしなくもありませんが…制度創設により、少しでもいい人材を集めようとする姿勢が伺えます。