契約社員を一気に800人も正社員にする企業のご紹介です。
2月27日の日経夕刊から抜粋します。


契約社員800人を正社員に スタバ 

ここから
スターバックスコーヒージャパンは4月1日から約800人いる契約社員のほぼ全てを正社員にする。2015年3月期から出店拡大を急ぐ考え。店長を担える人材の育成が課題で、即戦力である契約社員を取り込む。正社員にすることで待遇を改善し従業員のやる気を高める。

同社の契約社員は店長を補佐する業務を任されている。時給制で1年の有期契約だ。4月以降は月給制でボーナスも出るため「一般に給与の総額は増える」(同社)。正社員数は現在の1800人から2600人に増える見通し。
ここまで


もしも今、私が大学生だったら、アルバイトをしてみたいのがスタバ。

そのスタバが一気に800人を正社員化するとのこと…はっきり言って、太っ腹です。

労働契約法の改正により、契約期間が5年を超えた契約社員が無期雇用(←正社員という訳ではありません)に転換を申出た場合、会社はそれに対応しなければなりません。

そのような法令ができたおかげで、4年や5年の契約期間で雇止めをしようと考えている会社も多いと思います。
スタバは、その逆を行っているわけですね。


会社勤めをしていた頃、契約社員を正社員に登用する面談を何度か担当しました。
ほとんどの契約社員の方が、「新年度に契約更新をしてくれるのか心配で、いつも2月頃になるとビクビクしていたけれども、正社員になるとそれから解放されてうれしい。益々やる気が出る」とのこと。本音でしょうね。
やっぱり、雇用の安定って大切ですよね。