昨年8月6日のエントリー(タイトル「仕事は夜より早朝に」)で、伊藤忠商事における深夜残業から早朝勤務奨励の記事を書きました。
その関連記事を2月4日の日経朝刊から抜粋します。


早朝勤務促進の制度試行 伊藤忠、社員には好評 夜間の残業 大幅に減る 

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昨年10月から午後8時以降の残業を原則禁止し、早朝勤務を促す制度を試験導入したのが伊藤忠商事だ。夕方以降の残業より午前5時~8時台に時間外手当の割増率を高く設定した。役員、海外社員を除く約2,600人の正社員が対象。

試験導入から約4カ月が経過し、東京・大阪本社では約3割の社員が午前8時までに出社。前年同月比約2倍に増えたという。

早朝勤務の勧めを掛け声倒れに終わらせないよう、午後8時前に人事部の担当者が社内を巡回。退社を呼びかける。2012年度の伊藤忠の社員1人当たり残業時間は月平均37時間だったが、昨年10~12月は総合職で4時間半減った。

人事・総務担当執行役員は「朝型勤務で社員一人ひとりの稼ぐ力や働きがいを引き出せれば」と狙いを話す。同社は人件費の変動額を明らかにしていない。新制度で人件費が膨らむ可能性はあるが、コスト以上の業務改善効果を生み出せれば、働き方改革の新モデルとなりそうだ。
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どうせ時間外勤務をするのであれば、夜の居残り残業よりも朝の早出残業を…ということで、朝型勤務を奨励している記事です。
残業時間が10%強減っているようなので、まずは効果ありと言ってもいいかもしれませんね。


3割の人が午前8時までに出社しているとのこと。
夜早く帰ることができたとしても、この寒い時期の朝は布団から出るのが辛い…。
夏になると、3割とは言わずもっと多くの人が早出をするかもしれませんね。