昨日(1月7日)の日経朝刊と夕刊から抜粋します。


首相年頭会見「今春、賃金増を」 原発新増設 想定せず

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安倍晋三首相は6日、三重県伊勢市内で開いた年頭記者会見で「この春こそ景気回復の実感を収入アップという形で国民に届けたい」と語り、企業収益の拡大を通じた賃金増に期待感を示した。
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首相「4月賃上げが勝負」 自民仕事始め 

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安倍晋三首相(自民党総裁)は7日午前、党本部で開いた仕事始めの会合で「消費税率が8%に上がる4月に多くの企業がしっかりと賃上げをするかが大きな勝負だ」と語り、賃金増への期待を重ねて強調した。
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並々ならぬ決意と申しますか、意気込みと申しますか…首相から企業に対する賃上げ圧力は物凄いですね。
ある意味、干渉し過ぎと見ることができるでしょう。
もう一方では、こうでもしなければ給料は上がらないのかと見ることもできるでしょう。


いずれにせよ、「アベノミクス」の成果を「賃上げ」という形で実らせたいという首相の思いによる企業への圧力に対し、企業側も反応しているように思います。
去年の春闘時は、あまり基本給アップに反映されることはなく、ボーナスで還元された記憶があります。
儲かっている企業にはボーナスで還元なんてことを言わずに、きっちりと基本給で還元してもらいたいものです。