おはようございます。
今日も宜しくお願い致します。

昨日(12月16日)の日経夕刊から抜粋します。


新たに「キャリア権」も

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スキルアップに自己投資する人が増えている。総務省の就業構造基本調査によると、職業訓練・自己啓発を自発的に行った有業者は2012年に1371万人で2007年比約132万人増。逆に勤務先が実施した職業訓練・自己啓発を受けた人は約32万人減った。会社が人材育成投資を控えている分、自ら対処しようとする姿勢がうかがえる。

働く人々は意欲と能力に応じて希望する仕事を選択し、職業人生を通じて幸福を追求する権利がある――。「キャリア権」という新たな概念とその普及を目指すNPO法人、キャリア権推進ネットワークも2013年4月に誕生した。

法政大学客員教授で理事長の戸苅利和さんは「企業任せで人生を全うできるという幻想は捨てて。もちろん企業がしっかりして雇用を守ることが基本だが、自分がどうやって働いていきたいのかを個人もちゃんと意識していかなくてはいけない」と訴える。
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ネットや新聞を見ていますと、この「キャリア権」という言葉をよく見かけるようになってきました。

かつては、会社に就職して、「どうぞお任せしますので、どこにでも配属してください。何でもやりますから…。そのために、会社は私にいろいろと教育してください」というスタイルだった。私なんかが新卒で就職した頃はこんな感じかな(苦笑)?
それが、いまや自分の能力などに応じて希望する仕事をやらせてもらうことにより、幸福を追求する権利が叫ばれつつあります。


自分の希望する仕事に就くことの一番手っ取り早い方法は、「転職」かもしれません。私は、この手法を何度か選びましたが…。
だけど、縁あって就職した会社…その中で、自分の能力を発揮できる職務を追求することも大切なのかもしれませんね。


ただし、権利のみを主張しても…。
「この仕事をやらせてください」と手を挙げるからには、相応の能力も必要でしょう。
自分の仕事をこなしながらも、そのための能力を身に付けなければ…幸福追求のために。大変ですけどね。


最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。