おはようございます。
今日も宜しくお願い致します。


昨日は、珍しく二回エントリーしました。
その二回目のエントリーで、「ダンダリン」という労働基準監督官をテーマにしたドラマが始まることをお知らせしました。
ご覧になられました?


ドラマですから大袈裟仕立てですが、楽しく拝見しました。面白かったですね。
サービス残業をさせていて、その会社の社長が逮捕されるという内容でした。


労働基準監督官には、司法警察権という権限があってが、逮捕ができます。
その権利をなかなか行使しませんが、昨日のドラマでは、その伝家の宝刀を抜きました。


労働基準法に以下のような定めがあります。
第102条
労働基準監督官は、この法律違反の罪について、刑事訴訟法に規定する司法警察官の職務を行う。


通常、逮捕に行き着くまでには何度か指導され、改善が促されることと思います。
普通の会社であれば、その時点で改善することでしょう。
逮捕されるのは、よほど悪質な会社だと考えておいて良いと思います。


労働基準監督官には司法警察権があり、サービス残業など法律違反をやっていると逮捕されることもあり得る…ということを知っておきましょう。
労働者が労働基準監督官に申告して(悪い言い方をすると…チクって)、そこから臨検(立ち入り検査)に至り、法違反発覚なんてことは可能性として十分あり得ます。
そうならないように、日頃からお気を付けください。


次回は「名ばかり管理職」がテーマみたいです。


最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。