おはようございます。
今日も宜しくお願い致します。
昨日のエントリーで、「労働者の6割の人が仕事で強い不安を持っている」という新聞記事をご紹介しました。
その新聞記事の根拠は、5年に一度実施される「労働者健康調査」です。
今朝は、その「労働者健康調査」の他の調査結果を見てみます。
定期健康診断の実施率にスポットを当ててみましょう。
健康診断を年一回実施することは会社の義務です(罰則あり)。労働安全衛生法という法律で決まっています。
労働者の人にも同じ法律で、それを受診する義務が定められています(罰則なし)。
調査結果では、500人以上の規模の会社では、実施率は100%です。ある意味、さすがですね。
ですが、10人から29人規模の中小企業だと実施率は89.4%です。
個人的には、この規模の会社で約90%の実施率は案外高いなと思いました。もちろん、法律に従って100%の実施でなければならないのでしょうけれども…。
10人未満規模の零細企業の統計はこの調査結果にはないのですが、どうなんでしょうね。
法律で定期健康診断の実施が義務付けられている以上、大企業であろうが、中小・零細企業であろうが実施しなければならないことに変わりはありません。
この辺をきめ細かに実施しているかどうかの差が、健康管理上で問題が発生したときの会社責任の有無の分かれ道になろうかと思います。
やたらめったらお金がかかるわけではないので、未実施の会社さんはどうぞ早目に実施をお願いします。
朝夕はめっきり涼しくなりました。どうぞ、風邪にご注意くださいませ。
今日も最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。