おはようございます。
今日もよろしくお願い致します。
今朝は、労務関連のお話しです。
スポニチのネットニュースから抜粋します。
FC東京で2300万円“横領”経理担当部長が懲戒解雇…
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J1のFC東京は31日、過去8年間にわたり会社経費約2300万円を私的に流用したとして経理担当部長(55)を解任、懲戒解雇したと発表した。昨年12月に過去に例のない多額の請求書の支払い処理が行われたことなどから発覚。部長は不正を認め、全額を弁済する。
解任、懲戒解雇された経理担当部長は、クラブ開設当初から経理部門の責任者を務めてきたが、05年から8年間にわたって会社経費約2300万円を私的に流用していたことが社内調査で判明。
今後は最終決裁権限者を経理担当部長から上職位者の常務取締役とし、複数チェックを徹底するなど管理態勢を強化。また、全部門において長期にわたって同一業務を担当しないよう人事異動を行うことなどで、再発防止を徹底していく方針だ。
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とても残念な事件です。しかも、Jリーグで起こったということが残念です。
8年間にもわたって私的流用していたとは…。
しかも、クラブ開設当初から経理部門の責任者をずっと務めていた…。
単純に考えると、定期的に人事異動を行ったりすることが大切なんでしょうね。
ですが、大企業ならまだしも、中小企業に当てはめて考えますと、そんなに定期的に人事異動させることは難しいと思います。
特に、要職は…。
そりゃ、3年や5年ぐらいで人事異動をさせればいいのでしょうけれども、経理担当部長を任せられる人材は中小企業にはそうそういないと思います。
このケースも、受入出向です。人材に乏しいから受け入れていたのかもしれませんよね。
悩ましい問題です。
就業規則で懲戒を定めることにより、不正への抑止力を保持しているのでしょうけれども…。
最終決裁権限を上位者にしたって、あまり効果は期待できないように思いますが、いかがでしょうか。
日頃から気付きを与えるとか、倫理研修を行うという手立てが必要になってくるのだろうと思います。
こういう研修だって、中小企業ではなかなか…。
今朝も快晴ですね。
週の最後、そして2月の初日を頑張って参りましょう!
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。