おはようございます。
暑くてかないませんな。
今日もよろしくお願い致します。
イチロー選手がニューヨークヤンキースへ移籍しましたね。昨日の朝、ニュース速報で第一報が入りました。
決断の理由は、 「20代前半の選手が多いこのチームの未来に来年以降僕がいるべきではない、そして僕自身環境を変えて刺激を求めたい、という強い思いが芽生えた」ということ。
年金の受給開始年齢の関係から、65歳までの継続雇用を義務化しようとしている日本の現状と似ているような気がします。
つまり、65歳まで継続雇用をするとその人件費負担のために、若い人の雇用が難しくなるという実態。
イチロー選手の考え方を日本の雇用情勢に置き換えると…「若い人がなかなか仕事に就けないから、僕は60歳までの雇用でいいよ。僕自身も環境を変えて刺激を求めたいから、60歳からは別の会社へ行きます」ということですよね。こういう考え方をするビジネスパーソンの方は少ないかもしれませんね。
先般、国家戦略会議が「40歳定年」で雇用を流動化するなど労働生産性を高める改革案を提言しました。日経新聞によりますと、改革案の提言の内容は次の通りです。
ここから
60歳定年制では企業内に人材が固定化し、産業の新陳代謝を阻害していると指摘。労使が合意すれば、管理職に変わる人が増える40歳での定年制もできる柔軟な雇用ルールを求めた。早期定年を選んだ企業には退職者への定年後1~2年間の所得補償を義務付ける。社員の再教育の支援制度も作る。雇用契約は原則、有期とし、正社員と非正規の区分もなくす。
ここまで
私なんて、すでに定年ですわ(苦笑)。
この提言が、若い方の雇用を確保することを目的としているのかどうかは分かりませんが、65歳まで雇用機会を確保することは、産業界としては負担になることでしょう。このような新たな発想も必要になるのかもしれませんね。
イチロー選手の移籍によって、この40歳定年の話を思い出したのでご紹介させていただきました。
週の真ん中です。今日も頑張って参りましょう!
お付き合いいただきまして、ありがとうございました。
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