- 滅びのモノクローム (講談社文庫)/三浦 明博
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「滅びのモノクローム」を読みました。
CM製作者、日下が骨董市で偶然手に入れた古いフライフィッシング用のリールとスチール缶。
その中から発見した16ミリフィルムの映像をCMにしようと考えた日下だったが、そのことが封印された犯罪を暴きだし、新たな殺人を引き起こす結果に。
これは久しぶりに読み応えのある、カッチリとしたミステリーでした。
昔の日本人が行ってきた暗部とても言うべき部分が謎に絡んでいて、読んでてズシリと重いものを感じました。
勿論、フィクションなのですが、こういう封印された歴史、みたいなものは読んでて新鮮でした。
(あたまっち)