Nのために | こぶたのしっぽ

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見たこと聞いたこと、感じたこと思ったことを、書いていけたらと思います。

湊かなえ「Nのために」を読みました。


Nのために/湊 かなえ
¥1,470
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「N」と出会う時、悲劇は起きる。


大学1年の秋、杉下希美は運命的な出会いをする。


台風の夜、床下浸水がきっかけで同じアパートの安藤希、西崎真人と親しくなったのだ。


努力家の安藤と、小説家志望の西崎、それぞれにトラウマと、屈折があり、夢を抱く3人は、


やがてある計画をたてた。


すべては「N」のために。


湊かなえの小説を読むのは、これで3冊目になりますが、


すごい。


毎回、驚かされます。


色んな人間の愛の形、様々な人間の陰の分部を、リアルに、エグくなる寸前まで描いているように感じます。


そして、そのサジ加減が絶妙で、グイグイ先へと読ませます。


この作品も面白かったです。


少しでも興味のある方は、読むことをオススメします。


(あたまっち)