帰郷 | こぶたのしっぽ

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わっせわっせと本を読んでいます。


「帰郷ー刑事・鳴沢了」読みました。

帰郷―刑事・鳴沢了 (中公文庫)/堂場 瞬一
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父の葬儀の翌日、1人の若者が訪ねてきた。


新潟県警、鬼の一課長と呼ばれた父にとって唯一の未解決事件を、再捜査しろという。


遺品の備忘録につづられる捜査の執念。


不審な同僚。


犯人と名指しされた男。


父が遺した事件を追い、雪の新潟を鳴沢、疾る。


刑事・鳴沢了シリーズが好きで、これで読むのは4作目になります。


1作目から時系列に沿って読めばいいのかもしれませんが、特に不便もないのでバラバラの順番で読んでいます。


主人公の鳴沢の原理原則不器用キャラが、まず好きだったりするのですが。


もちろんストーリーも毎回面白いので安心して読めるシリーズだと思います。


さすがに4作目だと、作風というかパターンがちょっと見えてくるところもあります。


特にクライマックスは、毎度、アクションもののように結構もりあげてくる傾向があります。


それがこのシリーズの一つの売りなのかもしれないですけど。


時間と余裕があれば、他のエピソードも読んでみたいです。


(アタマッチ)