灰色の北壁 | こぶたのしっぽ

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見たこと聞いたこと、感じたこと思ったことを、書いていけたらと思います。

灰色の北壁/真保 裕一
¥1,575
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雪山登山を舞台を中心に描かれた、短編4つを収録している小説です。


どのストーリーも雪山が舞台になっています。


よくここまで書けるなあ、しかもみんな面白いし、みたいな。


私は、雪山の登山をしたことはないのですが(あたりまえだ)


この小説を読むと、臨場感たっぷりで、尚且つ雪山の怖さや、そこにチャレンジする人の気持ち、想い、なぜ好きなのか?などなど、自分が知らない未知の知識が増えていくような錯覚に陥ります。


おそらく私は一生、登山とは無縁のような気がするので、この本を読んで、雪山の魅力、怖さを疑似体験できたと考えると、なかなか面白い本だったと思います。