「ターミネーター4」観てきました。
ついに舞台は未来へ!!
「T-3」でとうとう「審判の日」が起こったのですから、「次」があるとしたら舞台は「審判の日」以降を描いてほしいと思っていたので、去年11月頃「T-4」のザックリとした内容を知ったときは、ついにキタ!!と思いました。
「審判の日」を経て、抵抗軍に身を投じたジョン・コナーがスカイネットとどんな戦いを繰り広げているのか?それがついに「見る」ことができるということで、期待が膨らんでいました。
1作目、2作目で、ちょっとだけ語られていた未来。
この「4」は、スカイネットと戦う抵抗軍に身を投じリーダーとして大成していくジョン・コナーという男の物語であり、人間と機械の戦争を描いた作品です。
前3作は、「現代」の日常に未来から殺人ロボットが送られてきて、そこで起こる混乱と戦いが描かれていました。
「4」では完全に機械対人間の戦争に突入しているので、お互いド派手な強力な兵器を駆使して戦っています。
なので、前3作のように日常にターミネーターが現れるとそりゃあ大変ですが、今作はターミネーターも当たり前のように出てくるし人間側も武装してるので、そのターミネーターも強力な抵抗軍の武器でどんどん破壊されたりしていきます。
映像的には、驚くぐらいのド派手な映像の連続で結構凄かったです。
個人的には、「審判の日」以後の物語が見れたという時点で、この作品に対しては80%くらい満足だとおもっていたので、「それ」が見れれば面白い、面白くないは関係ないくらいの勢いでした。
作品の時間軸も、ターミネーターの型式がT-600からシュワルツェネッガー州知事扮するT-800に移行する頃の出来事を描いたものなので、この作品で機械対人間の戦いの決着が見れるという期待もしていなかったし。
なので、個人的には見る前の期待値を遥かに上回るくらい面白かったというのが、見終わっての素直な感想です。
もちろん、このシリーズに関しては、人それぞれ色々な意見があるかと思いますが、私は大満足でした。
大満足なんですが、今後この「次」を描くのはなかなかハードルが高いんじゃないのかなあ、というのも同時に思ったりもしました。
もちろん、機械対人間、ジョン・コナーが人類を勝利に導く所まで見れるなら見たいけど。
もし、これで「次」が作られなくても、それはそれでありなのかな、とも思いました。
それぐらい個人的には「4」の出来に満足です。
たぶん本作でジョン・コナーをクリスチャン・ベイルが演じたというのも大きいと思います。
あと、他の登場人物(機械)?ではマーカスもよかった。
この作品の裏の主人公ではないでしょうか。