ツォツィ | こぶたのしっぽ

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見たこと聞いたこと、感じたこと思ったことを、書いていけたらと思います。

ツォツィ プレミアム・エディション(2枚組)
¥2,980
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南アフリカのスラム街で生きる少年ツォツィ=不良と呼ばれる少年。


本名は誰も知らない。


ツォツィは仲間とつるんで窃盗や車を盗んだりを繰り返して生きていた。


ある日、奪った車の中に生後数ヶ月の赤ちゃんがいることに気付く。


生まれたばかりの赤ちゃんと出会うことによって、ツォツィは「命の価値」や「生きること」について考え、気付き、希望を見いだしていく。


ストーリーを読んで、興味を持ち、見ました。


感動!


とか、そんな大袈裟なものではないですが、世の中に憎しみを抱えて生きている一人の少年の心が、生まれて間もない赤ちゃんと出会い、同じ時間を過ごす中で、徐々に命の尊さや、生きていくことへの希望を持ち始めていく様が、よく描かれていると思いました。


ただ、ちょっと時間が短いんですね。


なぜ、ツォツィがこういう生活に至ったのか、あと、赤ちゃんとの生活をもう少し長めに時間を割いて描けば、もうちょっとボリュームがある作品になったのかなぁ?なんて思ったりもしました。


ちょっと、サラッと、淡々と進んでいくように感じもしたので。


もしかすると、それがいいのかもしれないけど。


いい映画でした。