- 久遠 上―刑事・鳴沢了 (1) (中公文庫 と 25-12)/堂場 瞬一
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刑事・鳴沢了シリーズです。
今回買ってきたのは、(上)(下)巻に分かれてボリュームたっぷりです。
個人的には、この(上)(下)巻にわかれているボリュームある本は好きです。
なんか、「よ~し、読んだるぜ!!」という気持ちになります。
夜明けに鳴沢の家のインターフォンがなったのが事件の始まり。
訪問者は青山署の刑事達。
彼らは開口一番、鳴沢のアリバイを確認してきた。
前夜会っていた情報屋が殺され、その容疑をかけられたのだ。
自分の容疑を晴らすため立ち上がる鳴沢だが・・・。
この、鳴沢了シリーズを読んでて気付いたのですが、このシリーズは何冊も出てるのですが、話が一応時系列にキッチリと並んでるようで、読んでると過去の作品の話とかも会話の端々に出てくることがあります。
私は本屋で見つけたら買って読んでる、という読み方をしていたのですが、作品の発表順に読んでいけばよかったかな?と、今更ながら思ったりしながら読みました。
さすがに上・下に分かれているだけあって、今までよりも事件のスケールも大きく、読み進むうちにページをめくる手が止まらない、という感じでした。
今回は鳴沢自身が狙われる展開で、警官としての鳴沢の地位を奪うため落としいれようとする者や、鳴沢の命を狙ってる者も出てきて、かなり緊迫したストーリーです。
果たして犯人の狙いはなんなのか?
2冊という長さも全然感じず、かなり短期間で読みました。
このシリーズ、私はまだ読んでいない本の方が多いので、本屋で見つけたらまた引き続き買って読みたいと思っています。
- 久遠 下―刑事・鳴沢了 (3) (中公文庫 と 25-13)/堂場 瞬一
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